“むずむず脚症候群”ってこんな病気

病気を知ろう

脚の症状以外にも問題が?

心筋梗塞や脳卒中、
さらにうつ病などを発症するリスクは約2倍

 むずむず脚症候群で問題となるのは、脚の不快な感覚や不眠だけではありません。むずむず脚症候群の患者さんでは、交感神経の活動が活発になっているため、血圧が高くなったり脈拍が増える傾向があります。そのために、心臓や脳血管に関係する病気を発症するリスクが約2倍高まっていることが指摘されています。さらに、不眠や日中の活動性の低下から不安障害、うつ病などの心の病気を発症するリスクも増大することがわかっています。このことからも、むずむず脚症候群は早めの治療が大切と言えます。