“むずむず脚症候群”ってこんな病気

調べてもらおう

こんな検査が行われることがあります

主な補助的検査

 むずむず脚症候群の患者さんが訴える脚の不快な感覚はさまざまで、他の病気との区別が難しい場合があります。その判別のために、次のような検査が行われることがあります。睡眠障害を主に治療している医療機関で、これらの検査は実施されています(医療機関により異なります)。

終夜睡眠ポリグラフ検査
睡眠中の脳波、眼球や筋肉の動きなどを調べます。むずむず脚症候群の患者さんの約7~8割の人に、睡眠中に足首やひざの関節が無意識に動く周期性四肢運動がみられると言われています。この検査では、睡眠時の周期性四肢運動の程度、睡眠の質や量を総合的に確かめます。病医院で一泊して検査をします。

下肢静止検査
夜間の60分間、座椅子にゆっくり座り目覚めている状態で、周期性四肢運動の有無などを調べます。終夜睡眠ポリグラフ検査を簡便にした検査です。

アクチグラフ
手首または足首に腕時計様のバンドを装着して四肢の活動量を調べます。手軽なので家庭環境で長時間測定でき、睡眠時と覚醒時の両方の周期性四肢運動を測定できます。