“むずむず脚症候群”ってこんな病気

こんな症状があったら

日常生活でこんな症状や経験はありませんか

  • 脚の奥の方に気持ちの悪い感覚があらわれて、なかなか寝つけなかったり、何度も目が覚めてしまったりする。
  • 夕方から夜にかけくつろいでいる時に、脚に変な感じがしてくるが、歩き回っているとその感覚はなくなってくる。
  • 脚の不快感が気になって十分な睡眠がとれず、日中に眠気や疲労感を感じることがある。

むずむず脚症候群でよくみられる症状や経験

  • 脚の不快感による不眠や、日中の倦怠感が続き、不安な気持ちになったり、落ち込んだり(抑うつ的)してしまう。
  • しばらく座っていると、脚を動かしたくなる。止めると脚に違和感を感じるので、止められない。
  • 飛行機や電車内、映画館など、長い時間じっとしていなければならない時に脚がむずむずしてきて、脚を動かさずにはいられなくなる。

もしこのような症状に思い当たるなら、それは「むずむず脚症候群」という病気かもしれません。
 むずむず脚症候群では、脚の不快な感覚だけでなく、「なかなか寝つけない」「夜中に何度も目が覚める」など不眠症状を訴える患者さんが多くいます。また、不眠による日中の眠気や疲労感、あるいは集中力低下などにより、日常生活に大きな支障をきたすとされています。

しかし、むずむず脚症候群のこれらの症状は、適切な治療によって充分な改善が期待できます。